不揃いだっていいんです③

こんばんは.マイロネフです.

今年(2023年)は猛暑でブドウ

類の中でもシャインマスカットが幾分供給過剰となり,店によっては結構格安で買い求めることができるようですね.

これは今日(2023年10月11日・)当方の徒歩圏内にある青果店で買い求めたもの.

今年は開花時に少なからぬ障害が出たとかで,この果房では幾分変形した粒もありますが,他人様に差し上げる物ではないので,味さえ良ければ構わないのです.

もしこれが粒揃いで整っていれば,これ1房で少なくとも¥1,500~2,000円以上にはなるかと推定されますが,この果房は1房でその¥半値程度でした.

シャインマスカットはあまり鮮やかな❝山手線色❞よりも幾分黄ばんだ色の方が甘味は濃いです.これより前に買って食べたシャインマスカットはまさにその口で,猛暑で例年より果糖が濃厚になっていて,5~6粒で口の中にコテコテの甘味が残る程でした.

その点今回のこれは粒が大きい分❝大味❞ですが,本来のマスカット・オブ・アレキサンドリアに近い爽やかな風味が楽しめました.

それではまた.

ヒガンバナ 2023

こんにちは.マイロネフです.

今年(2023年)は猛暑が長引いたためか,ヒガンバナ開花も例年より7~10日程度はズレ込んでいますね.

そこで幾分遅れ馳せになりましたが,長野市北部で撮影した今年のヒガンンバナの画像を何枚かご覧に入れたいと存じます.撮影は2023年10月 7日()です.

ここは長野市若槻地区でちょっと着目したいヒガンバナのspotになります.

ここでは幾分見頃に遅れたのが残念.

「寛政十二庚申七月 奉納大乗妙典六十六部廻国供養塔

願主 当邑七右衛門」と刻まれています.

(石碑本体の旧字体は当ブログで現代の常用漢字に転換してあります)

次に近くの「田子神社」の脇で.

紅白の❝水引色❞になっているのは幾分最盛期を過ぎた色でしょうか.

最初から幾分花色が淡めの個体もあるようです.

このベルとホーンのセットは童心に返る見た目です.

ついでに.

返り咲きのノアザミ

コバノガマズミです.

最後にもう1枚.

それではまた.

長野市の貴重なレンガ建築②

こんにちは.マイロネフです.こちらでは大変ご無沙汰しております.

さて,長野市にある信州大学教育学部の裏手にこういうレンガ造りの建物が現存しております.

 

これはどういった由緒のある建物なのか,裏手の道路を通る度に気になる存在でしたが,この程,この信州大学教育学部の同窓生でもあられる切り絵作家・柳沢京子さんの個展がこの建物で開催され,これはまたとない機会と思い,その展覧会の鑑賞かたがた,有難くもこの建物を見学する機会を頂くことができました.

創建は1895(明治28)年.元々は長野県庁の書庫であったものを1911(明治44)年,当時の長野師範学校が譲り受けたのが由来で,2014年11月の長野県北部地震(神城震災)で内部の壁や床,書棚等が崩壊し,解体の危機に瀕したところ,同窓会の創立30周年記念事業として同会が積み立てて来た基本財産¥4,677万円を投じて耐震補強を含む修復工事を行い,信州大学教育学部の同窓会館として蘇ったという次第.

信州大学教育学部同窓会 赤煉瓦館

が,この建物の正式な名称になります.

「赤煉瓦館」の玄関部分です.

外装関係は極力昔の面影を留めるように工夫がなされています.

外壁の部分.

なるほど,これが「イギリス積み」ですか.石灰モルタルの「覆輪目地」もバッチリですね.

末長く大切にされたい建物の1つです.

こんな❝♫パフパフ!❞ホーンが出てきた

こんにちは.マイロネフです.

最近,あるネットオークションでこんなサイクリング用ホーンを入手することができました.

何分,少なくとも40~50年位前の製品なので,パッケージの外観はかなり傷んではいます.

輸出向けでもあったのか,西洋人の少年少女のイラストが描かれています.

この当時,よく自転車店に出回っていた巻ラッパのホーンですが

外箱の蓋にこんなラベルが貼られています.開けてみますと・・・・・・・・

形は❝普通の❞巻ラッパ,BUGLE-MODEL・№・9ですが,ゴールドメッキです.(撮影したコンデジの特性の関係で,正確な色が出ていませんのでご了承を)

この色のホーンは1980年代前半,B社のOEMで

当時のこのラインナップの中から№.107,№.14の2連,№.19の3連,それに3/4巻のホーンが出ていましたが,完全な1回転巻のホーンは少なくとも30年以上前に見かけただけで,実際に発売されていたのを知ったのはこのネットオークションを通じてです.

この形のホーンは以前,あるパーティ用品売り場で「おさわぎラッパ」と称して販売されていたことがありますが,これは正真正銘の本物です.

”CONDOR”の刻印付き.これが本物の証明です.

ハンドルバーに付ける金具にも“MADE IN JAPAN”の刻印があります.やはり当時の輸出品の1つでもあった事が窺えます.

このホーンの前面.

この球を見ればつい,♫パフッ!とやってみたくなる筈.指の運動でムギュッとやる時の感触が何ともたまりません.保存状態が極めて良かったためか弾力も十分で,押して吹く「パ!」と,放して吸う「フ!」の音の両方がしっかり鳴ります.

指先の運動で静かにいじっているだけでも,何だか気持ちが良くなってきます.

取り付け方の説明と自転車以外の用途の紹介の一例です.このホーンの落札価格と送料,それに銀行振り込みの手数料を合わせると,当時の¥推定発売価格の少なくとも7倍にはなろうかという金額になってしまいましたが,昭和40年代のおもちゃでも現在ではモノによっては驚く程の高額で取引される例もあるようですので,まあ妥当かもしれません.

試しに愛車のCOLNAGO・Arteのハンドルの補助バーに装着してみたところ.

ダウンチューブの”COLNAGO”の金文字とベルの色とで見た目も悪くはありません.

ベル自体もやはり40~50年以上は前の物かと思われる北川ベルの製品,BBC№.7で,現在の小ぶり過ぎて妙にハイトーン過ぎるベルより格段に強力で音質も良好です.

このベルを1~2発打ったら❝パフ!パフ!❞を続けて吹けるように,今後取付位置関係を見直します.

しかしずれもヘタに鳴らすと当然トラブルの元.主に高校生以下の逆走自転車や横からの不意な飛び出しに遭遇したら,このベルとホーンの❝二重奏❞をかましてやろうかと考えています.ホーンの方は特にゴムポンプが劣化しないように,乗らない時は外して室内保管するとかして大切に扱いたいです.

それではまた.

2023年夏の軽井沢・碓氷峠のニホンヤマユリ

こんばんは.マイロネフです.

今回は2023年 7月23日()に軽井沢町碓氷峠附近で見かけることのできたニホンヤマユリの花を幾つかUPしたいと存じます.

先ずは信濃追分附近で.

これ程模様がハデなニホンヤマユリの花は初めて見ました.

次は,碓氷峠を越えて間もなくの所で.

見通しの悪い左カーブの内側だったので,ちょっと危なかったですね.

このすぐ先で,左側の山肌の上の方を見上げれば・・・・・・・・・・.

こんなにも花着きの見事な個体が咲き誇っていました.

こんな場所なら,ヒトやイノシシに掘り返される心配は先ずありません.

再び軽井沢町内へ戻って,ある医院の庭先で.

そして,今回の交通手段に使用したのが,この❝原動機付MTB❞XLR80Rでした.

かつては長野駅より徒歩30分圏内の自宅から日帰りサイクリング圏にも入りましたが,現在の自分の体力では,それはもはや到底及ばない所となり,その思い出の行路を結構効率的に回る事ができるようになりました.

詳細はこちらのLivedoor blogを.

maironef.livedoor.blog

では,今回はこの辺で.

(ホーンボタン,PUSH!)ピ!

シダレグワ

こんばんは.マイロネフです.

ご高承の通り,かつて長野県は養蚕が主力の産業でした.長野バスターミナルの向かい,長野放送NBS送局の南に位置するJA会館は,その昔は蚕業試験場でした.その面影を伝えるのがこの樹.

これがシダレグワです.比較的近年になって気付いた存在です.

クワはクワでも,シダレは実に珍しいですね.

枝ぶりの上部と内側も少しだけ覗いてみました.

鉄道施設以外でこういう様式の石垣は比較的珍しいです.

次に場所を変えまして,

こちらが普通のクワの樹の姿.養蚕に使うとしたら樹高が伸び過ぎですね.勿論現在ではこの周辺に養蚕農家は存在しません.

長野市西部でも1970年代初めまでは広く養蚕が行われており,私の母親の実家でも養蚕をやっていて,小学校5~6年の頃にその作業の手伝いに行った記憶もありますので,懐かしさを感じます.現在でも国土地理院の1/5万地形図ではその地域に”y”の字を左右逆にした形の桑畑の記号が残っておりますが,実際には全く現存しておりません.何とも寂しい時代になってしまったものです.

それでは,また.

長野市内の,とある花壇のユリ

こんばんは.マイロネフです.

現在,当方の徒歩圏内にもなっている長野市中心部に近いとある花壇にこんなユリが咲き揃っていますので,ちょっとご覧に入れたいと存じます.

受け咲きになるスカシユリ系で,品種名は不詳ですが2品種があります.

ここのユリは,あと数日は楽しめそうです.今度はできるなら,完全な自生のニホンヤマユリを見に行ければと思っているところです.

それではまた.