千曲市の山中の清流

こんばんは.マイロネフです.

今年はアンズの果実が著しい不作で,長野市内では花は咲いたものの例年通り実っているアンズの樹が見られません.それなら本場・千曲市の「あんずの里」では如何にと2024年 6月29日()にXLR80Rに乗って行ってはみましたが,やはり 6月下旬にして商品の果実を販売中の所も量も僅かでした.例年なら 7月初めまではまだ有る筈なの

ですが・・・・・・・・.

それならという訳でもないですが,森地区の奥の林道へ少し足を延ばしました.

手前が坂城町方面,右上は三滝,倉科方面行きになります.今回はこの右上方向の林道を少しだけ登りました.

登りに入って間もないカーブの所で,こんな眺望を楽しめるspotがあります.

木陰の中で涼みながら,今回はこの辺で折り返します.舗装は敷いてありますが,落石には要注意.ガードレールも有って無いような所があるのでしっかり前を見て用心深い運転が必要です.

正確な種名は不詳ですが,こんな木イチゴを発見

撮影後賞味させてもらいました.

ゴマ粒のような固い種子が幾分気になりますが,完熟果はとろける食感で甘味も十分です.同様な木イチゴが倉科地区の奥・三滝へ行く途中にもあったと記憶していますが.

帰りがけにふと沢筋を見やれば・・・・・・.

この岩石の名称も現時点で不詳ですが,見た目は滑らかです.

落差は私の目測で約1.4m程度とみられますが,こういう小さな天然の滝があるのは今回初めて気付きました.猛暑の日にはここで水浴びをしたくなります.但しマムシその他危険な動物の不意打ちには要警戒です.

スケッチパーク前で.例年ならまだ多少はあるアンズの果実も,今年は当日の時点で全くの❝ボウズ❞状態.

商品の果実自体が無いことには如何にもなりません.

2022年 6月26日の時点ではまだこんなにあったのに・・・・・.

今回はこのように多少生っている樹もありましたが,ここのすぐ隣の売店も閉鎖されていました.

2022年 6月26日にCOLNAGO・Arteで来た時の,この前方の商店でアンズ味のソフトクリームを買い求めて食し,諦めて帰ろ・・・・・・・・.

何でも,開花時期に気温が低くてハチがよく飛ばず,受粉が上手くできなかったのが今季の不作の主な原因とか.

そういえば今年はウメの果実もかなり不作と言われますが,いずれもまた来季に期待するとしましょう.

それではまた.

峰の原高原のニホンスズランetc.

こんばんは.マイロネフです.

先日のXLR80Rでの旧真田町~菅平高原~峰の原方面へのrideから1週間経過してしまいましたが,今季のこの花も是非こちらのブログでもご覧に入れたいと思った次第.

峰の原高原ニホンスズランキミカゲです.

この花は自生している地域が限られており,20年程前に須坂市仁礼方からMTBで登って来て初めて対面した時は感動しましたね.

しかし以前と比べると自生する範囲が縮小したように感じました.

ついでに.

これは2016年 5月29日,志賀高原で撮影した

ツマトリソウ,以前は確かにここ峰の原高原にもありましたが,何故か今回は全く見当たりませんでした.

代わっては

アズマギクです.この花は残念ながら今季は見頃を過ぎていましたが,辛うじて間に合った花もありました.同じような海抜LEVELの高原でも,これはそうどこにでもある草花ではないので,対面できれば嬉しい花です.

続いてはこのレンゲツツジも.

この花木も,ここ峰の原高原では何となく以前より勢力が衰えた印象があります.

この後はR406で須坂市仁礼へ下り,須坂市井上から屋島橋を渡って今回のrideを終えました.しかしあの林道は,私にとってはXLR80Rといえどもそう何回もは走りに行きたいと思える所ではないですね.

それではまた.

谷間の林道で見かけた花

こんばんは.マイロネフです.

梅雨入り前のこの時季,山の谷間にこういう白色の花を見かけることもあります.

ヤブデマリです.

ヤマアジサイと似てはいますが,それとは別の仲間(科)に属します.

白色の花は写真(画像)に写すと,花に絞りを合わせれば全体が暗くなるし,周囲に合わせれば白く飛んでディテイルが上手く写らないのが難しいですね.

このXLR80Rで走りに行った林道です.山の中ですのでハンドル左手側に付けているラッパとライトの下の電子笛の吹きまくりも密かな楽しみでした.

次はこちら.

クリンソウです.場所によってはさほど珍しくはないのですが,こんな林道沿いに人知れずひっそり咲いているところに感動さえ覚えます.

立面の姿図です.

これはもう1つの別の個体.

花の部分図です.

ここが,この林道の海抜の頂点です.

これは危ない!花が無ければ完全に車で踏みつけられかねません.

この花は雄花のようですね.先にUPした花の部分図では雌しべが目立つ雌花になっているようですので比べてみて下さい.

それではまた.

飯綱高原で見かけたニホンサクラソウ

こんにちは.マイロネフです.

初夏の飯綱&戸隠高原も是非着目したい花があれこれありますが,今回は飯綱高原の民宿通りで庭先に咲いていた

ニホンサクラソウをご覧に入れたいと存じます.

この場所は,元は民宿のあった場所が更地になったのではと思われます.

こちらは,この地区の民宿を代表する存在だった宿泊施設の庭先で.

中から人の気配はするものの,宿泊施設として営業している様子は無く,それでも昼食時間になっていたのでもしランチの営業でもされていればと思っていたところ,その宿の元経営者のご婦人が声をかけて下さいました.

この花につられたのでと言って伺ったところ,残念ながら,例のコロナウィルス禍等の影響もあり,経営者のご婦人自身も高齢となったため,営業をやめてしまわれたとのことです.

貴重な草花を拝見させて頂いた事に感謝を申し上げました.他にもミヤコワスレ(これはこれから)ヒトリシズカ(こちらは開花済みで葉が成長していました)等を見させて頂きました.

こちらはすぐ隣のお宅の庭にあるニホンサクラソウの花壇.

では代わりまして,こちらの池の畔に立ち寄ってみました.

この池の貴重な生態系の保全にご理解とご協力を.

飯綱山の登山口で.この後,過去に自転車で走った戸隠中社へ通じる林道をこの❝原動機付MTB❞で走りたいと思ったのですが,道順が分からなくなってしまっていたのでやむを得ず,旧戸隠有料道路(バードライン)へ出て中社まで急ぎました.

左手側に付けていて“♪パフ,パフ”と吹くホーンのゴムポンプはつい「パフ!」とやってみたくなるイタズラ心を刺激される?でしょう.見た目もちょっと楽しめますね.

 

5月の高原のサクラ

こんばんは.マイロネフです.

2024年 5月11日()は長野市でも最高気温が31℃を超える予報が出ましたので,XLR80Rで峰の原高原の花情報を求めて行ってみました.

まだこれ程の残雪が一部にあったのには驚きました.

展望spotに到着.本来ならもう1~2時間早く来たい所です.

こちらが乗鞍岳かな?

この時点ではここらしい草花等は全く未開花でしたが,菅平方へ向かって下る途中,見事に見頃を保っていたサクラがありました.

青空の下で見事に映えました.

思いがけず,今季最後のサクラを堪能できて上々の収獲でした.

それではまた.

ニオイタチツボスミレ

こんにちは.マイロネフです.

スミレの花の中には独特な芳香を持つ種類がありますが,これもその1つ.

ニオイタチツボです.(普通の)タチツボ種とは花色や葉の質感,形状に違いがあり,鼻を近づけたら一発で分かりました.

花の正面,側面,背面図です.アヤメを思わせる濃淡と模様のはっきりした花色が特徴です.(普通の)タチツボ種と同様に花の内部に❝ハナ毛❞はありません.

この種のスミレはかなり何年も前に長野市の南西部で見た記憶がありましたが,今回長野市北部で再発見ができました.

撮影は2024年 5月 4日,長野市三登山にて.

【ご参考】

芳香としては外来種のニオイスミレの他,このシハイ

こちらのエイザン

等と同様な性質で,幾分好みが分かれそうなクセがあります.

花が無くても葉の形状や質感(毛が無い)等を覚えておかれると便利かと.

スミレ類の中でも比較的レアな種類ですので,自生現場共々大切にしたい植物の1つです.

それではまた.

 

チゴユリ

こんにちは.マイロネフです.

カタクリキクザキイチゲショウジョウバカマ等が咲き終わると,5月の雑木林の下は場所によってこんな草花が群生していることがあります.

チゴユリです.

花は1株1本に1~2輪.

撮影は2024年 4 月29日と5月 3日,長野市三登山にて.

本来は5月の連休の後が花期になりますが,近年は場所にもよるものの全般に開花が早くなる傾向の様です.勿論,まだ苗の段階の個体も多数ありますが.

それではまた.