ヤマシャクヤク①

こんにちは.マイロネフです.

今回は,昨日(2021年 5月15日・),長野市西部の某山中に自生するこの植物をご紹介します.

本来ならばMTBで訪れたいところでしたが,時間の都合上,自生地の近くまで自分の車を使いました.

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f:id:maironef:20210516102628j:plainヤマシャクヤクです.

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残念ながら開花期は逸したものの,一応開花した事自体は確認できました.2018年にも1回訪れてはいますが,その時は小さな苗しか見当たらず,もしかしたらシカ等に喰われて絶滅かと心配していました.

【ご参考】

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これがヤマシャクヤクの花です.同じ場所で少なくとも20年以上前に撮影した写真です.

カラープリントのコンデジによる又写しなので幾分不鮮明ですがご了承下さい.

この花は開花期間が極めて短く,丁度咲いていた時に来合わせることができれば超lucky!というところです.

こちらがその実生苗とみられる個体.

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f:id:maironef:20210516105038j:plain現時点で,私がサイクリングの日帰り圏内において確認できている自生地としてはここが唯一の存在です.

環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT),同じく長野県版では

絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクされております.

何とか現状だけは維持し,ここの実生苗をこの場でもう少し増やして“天然花壇”のようにするにはどうすれば良いのか,悩みどころではあります.

それではまた.

 

「スミレ」という名のスミレ②

おはようございます.マイロネフです.

先日もUPしたスミレについて,最近当方の徒歩圏内で撮り直した画像を改めてご覧に入れたいと存じます.

f:id:maironef:20210503074653j:plain今度は歩道側なので,安心して撮影できました.

f:id:maironef:20210503074857j:plain花の色に合わせて色の補正をしたら,葉と周囲のコンクリートの色が不自然になってしまっていますが悪しからず.

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f:id:maironef:20210503083124j:plain舗装の隙間という環境が幸いしているのか,市街地でこれ程見事な「スミレ」という名のスミレは,どこにでもは無いだけに極めて貴重な存在です.

もう少し,あちこちで見られるようになれば嬉しいですが・・・・・・・.

それではまた.

本場のコモロスミレ

こんばんは.マイロネフです.

今年も春の大型連休に入ったものの,諸般の事情によりサイクリングの長距離走もままにならないので,今回は2012年 5月 1日,小諸地区で撮影したコモロスミレの画像を改めてご覧に入れたいと存じます.

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当日は群馬県安中市磯部方面まで日帰りサイクリングの途中で,時間の関係と当時の強風の煽りで撮影条件があまり良くなかったのはご了承願います.

花色は今回補正を加えました.

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f:id:maironef:20210501223943j:plainこの後入山峠の碓氷バイパスを越えて,安中市磯部まで日帰りを敢行しました.帰りの碓氷峠では大雨に遭ってしまいましたが,無事帰着できました.

では今回はこの辺で.

シハイスミレ 2021②

こんばんは.マイロネフです.

昨日(2021年 4月24日・)例のシハイスミレを訪ねて千曲市西部の山中へCANNONDALE・SL2に乗って行って来ましたので,改めてその画像をこちらのブログをご覧の皆様にもご紹介したいと存じます.

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足元にも自生しているので,うっかり踏みつけないように要注意です.

f:id:maironef:20210425212828j:plainこの自転車に乗ったままではもはや進入困難ですので,この辺で置いて貴重なシハイスミレと“対話モード”を楽しみます.

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f:id:maironef:20210425214429j:plain今回は,もう1箇所の自生地の探訪は割愛しました.

このスミレも自生地が限定されていますので,そろそろ天然記念物扱いの検討が必要ではと思われます.

詳細は下記のLivedoor blogをご覧頂きたいと存じます.

maironef.livedoor.blog

 

 

フデリンドウ 2021

こんばんは.マイロネフです.

では前段の続きで,この草花も改めてご覧に入れたいと存じます.

春咲きのミニチュアサイズのリンドウの一種,

フデリンドウです.

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f:id:maironef:20210401151225j:plain長野県庁に程近いカタクリ園で.その花の咲く頃はこんな苗でしたが,

f:id:maironef:20210423231525j:plain今回はこの通り,見事に開花しました.

f:id:maironef:20210423231700j:plain立面図です.

f:id:maironef:20210423232157j:plainこの個体は,珍しくも茎が2本に分かれていましたね.

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f:id:maironef:20210423232502j:plain自生現場のimage図です.

f:id:maironef:20210423232701j:plainこれは少し奥の方に自生していた個体.手前の葉はカタクリです.

その保護のためもあって,これ以上の接近は不可能でした.

f:id:maironef:20210423233011j:plainこれ程花着きの見事なフデリンドウは,そうざらにはありません.

奥に見えるつぼみの形状が名称の由来とされております.

これとは別種のハルリンドウもありますが,そちらはまたいつか改めてご紹介できればと思っております.

それでは今晩も時間ですのでこの辺で.

「スミレ」という名のスミレ

こんばんは.マイロネフです.

スミレの仲間は私も書き数えて20種類程度は確認できておりますが,これがやはりスミレの中のスミレでしょう.

撮影は2021年 4月20日),22日()です.

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これがズバリスミレという名のスミレです.

f:id:maironef:20210422205045j:plain花の正面図.内部には“ハナ毛”があります.f:id:maironef:20210422204227j:plain

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f:id:maironef:20210422204528j:plainここは車道の縁石の際で,数年来着目していた所です.撮影がやや危険で困難でした.

続いては場所を移しましてこちら.

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f:id:maironef:20210422205403j:plain図鑑では「原野でごく普通」等と書かれておりますが,現実にはその気になってかなり丹念に探さないと見つからないことが多いです.特にヒメオドリコソウ等との競り合いには弱いのでしょうか.時にはこんな舗装の隙間によくぞ・・・・・・・と思うような場所で発見できることがあります.

長野駅から徒歩10分以内のこの場所で,これ程花着きの良い個体は初めて見ました.極めて貴重な存在です.

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f:id:maironef:20210422210754j:plainこんなブロックの隙間にも・・・・・・・.この下に水分や養分の十分な土壌があれば十分なのでしょうか.

ここで側面図と

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平面図に

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f:id:maironef:20210422211538j:plain再度正面図を.

続いて安茂里地区で.

f:id:maironef:20210422211757j:plainこちらの個体は明るめの赤紫色です.

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f:id:maironef:20210422212340j:plainここでは雌しべの柱頭と“ハナ毛”がはっきり写すことができました.

f:id:maironef:20210422212655j:plainこれも,とある駐車場の片隅に咲いていたスミレです.

それではまた.

ヒカゲスミレ①

こんばんは.マイロネフです.

前段の続きで,シハイスミレを探索したその足でもう1箇所,これをと思っていた草花を探します.場所は同じ千曲市内でセツブンソウの自生地として知られる2箇所の内の1箇所です.

スミレの類の中では大柄な方です.

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f:id:maironef:20210419203548j:plainヒカゲです.

f:id:maironef:20210419204018j:plain花の部分.今回も萎みかけの花しかありませんでしたが何とかお分かり頂けるかと思います.花自体はやや大きめで白地に紫の霜降り模様が入っています.

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f:id:maironef:20210419204700j:plain花の側面図.改めて見ると距の形状がやや独特ですね.

f:id:maironef:20210419205436j:plain林の日陰に自生するのが名称の由来と思われます.

f:id:maironef:20210419205849j:plain茎や葉は全体にハルジョオンのような毛が密生します.

f:id:maironef:20210419210035j:plain根元の部分です.

これもまた改めて,花の時季を見計らって訪ねてみたいと思います.

それではまた.