梅雨冷えの中,須坂市ー千曲市78kmのポタリング②

では1日空きましたが,前段から続けます.

最近,旧長野電鉄河東線(屋代線)の廃線敷を
利用したサイクリングコース(?)の整備が進められておりますが・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190709203246j:plain金をかけている割にはまるで使い勝手が良くありません.

f:id:maironef:20190709203417j:plain

同一の路面の仕上げで何故歩行者と自転車を片側ずつに分けるようにしたのか,自転車は中央に,歩行者は両側に振り分ける仕様に何故しなかったのか理由が不明です.これでは自転車の最たるルール違反である右側逆走を助長するので困ります.

地元の自転車通学の中学生には重宝されてはいるようですが,歩行者専用の部分は天然芝張りで良いのでは?

結局は自転車の機能を地域間交通に活かすことにつながりません.最初から自転車愛用者の意見を本気で聴く気が無いことに変わりはないとしか思えません.

 

続いては松代町の皆神山山麓へ.

f:id:maironef:20190709204757j:plain皆神山大日堂の登山口です.この脇に上水道の水源のおこぼれの湧水があります.

f:id:maironef:20190709205519j:plain何しろ改めて訪れたのは二十数年ぶりで,記憶が不明確になっていましたが,皆神山山麓の湧水なら多分ここだけなので間違いはなかったと思います.

車で多量のペットボトルに汲んで行く人が何組も訪れます.

さて7月に入ったので,次に千曲市内でこのレアな植物は如何にと自生地の1箇所の水田を訪ねました.

f:id:maironef:20190709211256j:plain

f:id:maironef:20190709211359j:plain

f:id:maironef:20190709211503j:plain

f:id:maironef:20190709211602j:plainデンジソウです.当方の自転車日帰り圏内では千曲市内の2箇所にのみ自生する激レアな植物です.

しかし・・・・・・・・・.
f:id:maironef:20190709210627j:plain除草剤の影響でなければ良いのですが,この水田では今年出た筈の?葉が枯れていました.

f:id:maironef:20190709212351j:plain

タニシの姿も見えました.

これは“ジャンボタニシ”ではなく“普通の”タニシだと思います.

f:id:maironef:20190709213117j:plainこれは別の水田の中にいたタニシです.

もう1箇所,デンジソウの自生地の水田を探しましたが,当方の通常の生活圏から遠いため順路が分からなくなり,日を改めることにしました.

最後に問題含みの自転車の通行方法の表示を.

f:id:maironef:20190709213041j:plainこれは丹波島橋の南のたもとにある立看板.

要するに,この設置者の考える自転車とは完全な❝弱者❞でなければならないのでしょうが,この発想自体が根本から間違っていると言わざるを得ません.

f:id:maironef:20190709213622j:plainしかもこういう歩道では,自転車は左右両方向に通行可ときていますから,本来なら違反の筈の右側逆走の自転車が多くて困ります.

f:id:maironef:20190709213943j:plain右側のインターロックの部分は車道に組み入れて自転車専用化すれば,歩行者に気兼ねすることなく自転車は機能的に動くことができるのです.勿論自転車は左側一方通行限定として.

 

では今回はこの辺で.

 

全走行距離;78.48km

実走行time;4時間41分21秒

平均時速;16.7km/h

最高瞬間時速;36.0km/h

積算走行距離;15,850km

梅雨冷えの中,須坂市ー千曲市78kmのポタリング①

こんばんは.マイロネフです.

 

今日(2019年 7月 7日・)はどんよりとした梅雨らしい曇り空ながら気温が丁度良く,そこである水辺の植物の情報を探ろうと須坂市内から長野市松代を経由して千曲市まで久々にCOLNAGO・Arteを乗り出して回ってみました.風向が珍しく南西寄りのため,帰りは追い風が期待できると判断したことにもよります.

先ずは長野市東部のある水路で.

f:id:maironef:20190707210215j:plain

f:id:maironef:20190707210035j:plainアカバです.マツヨイグサやヤナギランと同類で,湿地や水辺に近い所によく育ちます.

f:id:maironef:20190707210533j:plainアカバナの花の部分.花が終わるとアブラナ科の植物と同様の細長い果実を付け,熟すとヤナギランと同様の綿毛の付いた種子を放出します.

f:id:maironef:20190707211049j:plain

f:id:maironef:20190707211121j:plain

f:id:maironef:20190707211233j:plain屋島橋の上から.新潟県方面には青空も見えますが・・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190707211446j:plain今回の主な目的路線の千曲市方面は“曇り一時雨”かな・・・・・・・・・.

次に須坂市内で地域限定の激レアなこの水生植物を訪ねます.

f:id:maironef:20190707211940j:plainスギナモです.今年は幾分生育が遅れ気味なのかな?

f:id:maironef:20190707212223j:plainこれが水面上に伸びる茎です.

【ご参考】

f:id:maironef:20190707213013j:plainこれは2018年 6月24日,同じ場所で撮影したスギナモです.

f:id:maironef:20190707213308j:plain足場が良くないので観察の際は要注意です.

次は長野市若穂へ.ちょっとした地学ネタになります.

f:id:maironef:20190707213806j:plain大柳の枕状溶岩です.近くでは須坂市井上でも見ることができます.

f:id:maironef:20190707213959j:plain

f:id:maironef:20190707214033j:plain

f:id:maironef:20190707214126j:plain種名は不詳ですが,ある種の多肉植物も見られます.

f:id:maironef:20190707214248j:plainこの枕状溶岩は,現在の国土地理院発行の1/2.5万地形図にも記載されております.

(続く)

 

ある夏のカヤの平

こんばんは.マイロネフです.未曽有の豪雨が続いている地方の皆様に先ずはお見舞いを申し上げます.

 

このところ新規投稿のネタが途絶えがちとなっておりますが,今回は5年前の2014年 6月15日(),My COLNAGO・Arteに乗って木島平村糠塚から登ったカヤの平高原の青葉一杯の木々などをご覧に入れたいと存じます.

f:id:maironef:20190703214837j:plain木島平村の中心部からここまでの間だけでもしたたかなヒルクライムです.

f:id:maironef:20190703215048j:plain

f:id:maironef:20190703215242j:plainここが林道清水沢線の公式な起点となります.

f:id:maironef:20190703215440j:plain

f:id:maironef:20190703215529j:plainウワバミソウです.湿潤な日陰の林道の道端や林の陰でよく見かけます.春の出たての時は上等な山菜になります.

f:id:maironef:20190703220331j:plainカヤの平まであと6kmの地点.

f:id:maironef:20190703220557j:plain

f:id:maironef:20190703212108j:plain

f:id:maironef:20190703220201j:plain

グンバイヅルです.この林道沿いで見つけたもので,高峰高原ではよく見かけますがこの地域では極めて珍しい存在です.因みにオオイヌノフグリと同類です.

f:id:maironef:20190703212740j:plainカヤの平高原の入口です.

f:id:maironef:20190703212902j:plainブナの大木に立てかけて.

f:id:maironef:20190703213037j:plain

f:id:maironef:20190703213115j:plainミヤマスミレは当日のこの行路では唯一ここだけで咲いていました.

f:id:maironef:20190703213436j:plain

f:id:maironef:20190703213542j:plainトチノキの花が見頃でした.

f:id:maironef:20190703220953j:plainカヤの平に到着です.

f:id:maironef:20190703213741j:plainこのミズナラの樹も見事です.

f:id:maironef:20190703214011j:plainカヤの平牧場の風景です.

f:id:maironef:20190703214155j:plainカヤの平キャンプ場の前です.

f:id:maironef:20190703214406j:plain

自然休養林.ダケカンバの林が印象的です.

では今回はこの辺で.

こんなに実った❝温暖化の証明❞

こんばんは.マイロネフです.

今回は寒冷地の長野の我が家で驚く程多量に実ったビワの果実をご覧に入れたいと存じます.

f:id:maironef:20190627220302j:plain

これは3日前, 6月27日の段階.

今日( 6月30日・)は午後の雨上がりに見たところ,ヒヨドリか何かが❝試食❞した形跡があったので,高い枝の部分から収穫に踏み切りました.

f:id:maironef:20190630215653j:plain色付きの点からはもう少し待ちたいところでもあるのですが.

f:id:maironef:20190630215936j:plain

ビワの葉は常緑で硬いため,果実に袋をかけるなど養生をしないとビワらしい果皮の表面の産毛が擦れて傷がつきやすくなるようです.

f:id:maironef:20190630220645j:plain

f:id:maironef:20190630220720j:plain意外に多量になりました.並の青果店では金額的に無理な量です.

f:id:maironef:20190630220936j:plain

ビワの花は寒中に咲きますから,それを思うとリンゴの産地でこれだけのビワが採れるとは,やはり❝温暖化の証明❞というべきなのでしょうか.

 

味は本場物と比べると今一歩かなという感じはあります.

 

では今回はこれにて.

露地栽培のウチワサボテンの花

こんばんは.マイロネフです.

今回は当方の徒歩圏内にある露地栽培のウチワサボテンの花をご覧頂きたいと存じます.

f:id:maironef:20190627215123j:plain

f:id:maironef:20190627215257j:plain

f:id:maironef:20190627215339j:plain

f:id:maironef:20190627215432j:plain

f:id:maironef:20190627215518j:plainこれはサボテン類の中でも特に寒さに強い品種ですね.

続いて我が家の早生のユリを.

f:id:maironef:20190627215925j:plain

f:id:maironef:20190627220013j:plain

我が家のビワの果実も間もなく食べ頃の見込みです.

f:id:maironef:20190627220144j:plain

f:id:maironef:20190627220219j:plain

f:id:maironef:20190627220302j:plain

これも地球温暖化の証明というべきでしょうか,完全な実生で育てたビワの樹ですが,これまでで最も多くの数が実りました.

まだ未熟にもかかわらず,1個だけ鳥が“試食”した形跡が見られます.

そういえば,今季は長野市内でアンズの果実が(私の見る範囲で)どうも不作らしいです.

では今回はこの辺で.

COLNAGO・Arteで日本海沿岸へ到達した日②

こんばんは.マイロネフです.

前々段の続きとして 2日空いてしまいましたが,直江津からの帰りの画像をご覧願いたいと存じます.

f:id:maironef:20190623225616j:plain直江津地区で.雁木に旅情を感じます.

f:id:maironef:20190623230527j:plain

高田駅です.駅舎は立派になったものの,日中はまるで閑散としています.

f:id:maironef:20190623231825j:plain

高田の駅前通り.これまた何ともお寂しい・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190623232019j:plainこのお店で,忘れられない名産品を買い求めます.今回はこれ. 

f:id:maironef:20190623232250j:plain

f:id:maironef:20190623232341j:plain翁飴です.ゼリーに粘り気を加えた食感です.

f:id:maironef:20190623232753j:plain上越妙高駅を西の方角から.

f:id:maironef:20190623232913j:plain妙高市役所の庁舎です.

f:id:maironef:20190623233136j:plain富倉峠方面・飯山行と

f:id:maironef:20190623233054j:plain北国街道の分岐点.ここから地獄の登り連続勾配になります.

f:id:maironef:20190623233605j:plain

f:id:maironef:20190623233706j:plain高崎市起点171kmのキロポスト.長野まで50kmです.

f:id:maironef:20190623233921j:plain大田切橋の下の旧道沿いに,こういう貴重な湧水があります.

f:id:maironef:20190623234240j:plain
妙高高原駅です.これまた往時の活気が噓のように静まり返っています.

f:id:maironef:20190623234559j:plain電車はET127系.

f:id:maironef:20190623234859j:plain駅前も寂れて,更地までできています.

f:id:maironef:20190623235043j:plainここで関川を渡って長野県に入り,旧信越本線しなの鉄道北しなの線)のガード下まで行き,旧R18に合流し,何とか自力完走に成功しました.

では今回はこれにて.

 

当日の全走行距離;183.99km

実走行time;10時間30分26秒

平均時速;17.5km/h

最高瞬間時速;49.0km/h

当日現在の積算走行距離;13,956km

❝コカコーラ号❞の姿を捉えました

こんばんは.マイロネフです.

本日( 6月21日・)は午前中の間合いの時間にしなの鉄道で最後の活躍を続ける115系の内,

❝コカコーラ号❞の姿を初めて長野駅で撮影することができました.

同駅は撮影条件が良くないので,幾分逆光気味なのはご了承願います.

f:id:maironef:20190621223519j:plain

クハ115-1019号です.

f:id:maironef:20190621223936j:plain

モハ114-1027号です.

f:id:maironef:20190621224205j:plain

クモハ115-1020号車です.この車輌は跨線橋の階段の窓から撮影することができました.

湘南色の編成は最近も見かけましたが,車体色がやや褪せ始めているようです.これも車輌ナンバーから見ると,おそらく41年前の登場時の仲間とみて間違いないと思われます.

遠からずしなの鉄道では次世代の新型車輌の発表も予定されているとかで,可能なら早めに写したり乗ったりしておいた方が良さそうです.

それではまた.