長野市街地中心部の紅葉 2021①

こんにちは.マイロネフです.

諸般の事情で近郊の山間へも行っていられない今日この頃ですが,長野市街の中心部で見事な紅葉を見せたモミジの樹がありますのでご覧に入れたいと存じます.

f:id:maironef:20211107151449j:plain

f:id:maironef:20211107151539j:plain

f:id:maironef:20211107151632j:plain

f:id:maironef:20211107151732j:plain

f:id:maironef:20211107151825j:plainこれはイロハモミジではなく,オオモミジ或いはその改良品種と思われます.

f:id:maironef:20211107152042j:plain

f:id:maironef:20211107152436j:plain青空に透かせば一層映えます.
f:id:maironef:20211107152231j:plain全体がオレンジ色に見えるモミジの樹もいいものですね.

f:id:maironef:20211107152623j:plain葉脈を下から透かすように見てもなかなかです.

この他,長野市内では場所や樹の種類によっては今暫く紅葉(黄葉)を観賞することができそうです.

今年は秋になっても高温が続いたためか,例年と比べると全般に紅葉が遅く,発色も今一つの所が多いようです.

それではまた.

ムラサキシキブ

こんばんは.マイロネフです.

今回は須坂市臥竜山(標高471.3m)にて対面した,何とも雅やかな名称のこの植物をご覧願いたいと存じます.

f:id:maironef:20211103221740j:plain紅葉したヌルデの仲間らしい樹木の手前の樹です.

f:id:maironef:20211103222042j:plain

f:id:maironef:20211103222230j:plainムラサキシキブです.

f:id:maironef:20211103222450j:plain

f:id:maironef:20211103222533j:plain以前,旧豊野町飯綱高原で見掛けたものより果実の粒が何となく小さいようにも感じましたが,そうどこにでもある樹でもないので嬉しく思いました.

それではまた.

須坂市内の歴史的建物③

こんばんは.マイロネフです.

今回は須坂市井上にあるJAながの 井上店の建物をご紹介します.

画像は2021年10月30日()撮影し直して差し替えました.

f:id:maironef:20211030224907j:plain

f:id:maironef:20211030225015j:plain

f:id:maironef:20211030225141j:plain正面玄関.

f:id:maironef:20211030225326j:plainこちらは西面の通用口です.

f:id:maironef:20211030225405j:plain西面の全体図です.

この建物は1918(大正7)年に設立された養蚕の産業組合が1928(昭和)年に建築したものです.

f:id:maironef:20211029231959j:plainそのロゴマークです.

f:id:maironef:20211030230914j:plain

f:id:maironef:20211030230950j:plain
両側の屋根の装飾にも特色が見られます.

以前聞いた地元の方の話や当地の新聞記事などによりますと,この建物はJAの合併で解体撤去の話も出たが,それはやめ,2000(平成12)年,約¥2億円をかけてリニューアル工事を行った.特筆すべきは100年近く前の木造建築でありながら狂いが全く無く,アルミサッシが総てすんなり,ピッタリ収まったというのです.

f:id:maironef:20211030230010j:plain

その施工技術の優秀さに感服しました.

f:id:maironef:20211030230052j:plain外壁の一部分です.

屋根は元はスレート葺きであったが,雨漏りのため銅板葺きに変更されたとのこと.

f:id:maironef:20211030230230j:plain

f:id:maironef:20211030230316j:plain

画像向かって右側のドーマー窓風の換気口も特徴的です.

f:id:maironef:20211029234724j:plain2015年,登録有形文化財に指定されました.

須坂長野インターチェンジ前を出て須坂市内へ向って間もなく進行方向左手に見えます.

それではまた.

須坂市内の歴史的建物②

こんばんは.マイロネフです.

今回は,須坂市内のこちらの洋館をご紹介します.

f:id:maironef:20211025160033j:plain上高井郡役所です.1917(大正6)年の建築.

f:id:maironef:20211025160112j:plain建物の正面です.

f:id:maironef:20211025161405j:plain同じく南面.

f:id:maironef:20211025161601j:plain

f:id:maironef:20211025161754j:plain外壁は「ドイツ下見」と称される板張り工法.

f:id:maironef:20211025162108j:plain正面玄関車寄せ上部のペジメント(切妻破風)に

バロック様式の特色を呈しています.

f:id:maironef:20211025162641j:plain

f:id:maironef:20211025162906j:plainこの郡役所の概要について,この館内に下記のような説明があります.

1879(明治12)年,上高井郡役所設置.

1890(明治23)年,「府県制,郡制」公布

1892(明治25)年,郡役所 開庁

1917(大正6)年,郡役所庁舎建築 

郡長は知事が任命する官選.但し,当時「」には課税権が無かった.

1921(大正10)年,「府県制郡制」廃止法公布

1926(大正15)年,郡役所廃止

当庁舎建築後僅か9年目にして郡制は幕切れ.

以後,当庁舎は(上高井)郡連合事務所,地方事務所,教育事務所,(長野)県保健所等に利活用されました.

f:id:maironef:20211025171502j:plainこれが当時の表札でしょうか.「團體」の文字がレトロさを感じさせます.

2006(平成18)年,当庁舎は長野県から須坂市へ譲渡.2007年,リニューアル工事竣工.

地元の公民館のような文化交流施設として年末年始の12月29~1月3日の休館日を除き一般に公開されております.

f:id:maironef:20211025171040j:plain

現在の正確な詳細は「上高井郡役所 須坂市」でWEB検索をどうぞ.

それではまた.

トチノキの黄葉

こんばんは.マイロネフです.

今年の秋はいつまでも暑い暑いと思っていたらいきなり初冬の寒さが到来しました.その所為か,今年は特に紅葉(黄葉)の発色が良くない気がします.

そこで今回は5年前,1998年長野冬季オリンピックボブスレーリュージュ会場となった「スパイラル」の構内で見掛けたトチノキの黄葉をご覧願いたいと存じます.

f:id:maironef:20211022221133j:plainこれは2016年10月23日の撮影で,現在は閉鎖されております.

f:id:maironef:20211022221355j:plainトチノキの葉は黄葉する前に縁が枯れてしまうことが多いですが,ここのトチノキは発色も良く綺麗に黄葉していました.

f:id:maironef:20211022221910j:plain

f:id:maironef:20211022221956j:plain

f:id:maironef:20211022222031j:plainついでですから「スパイラル」の中の一部を.

f:id:maironef:20211022222303j:plain

f:id:maironef:20211022222634j:plain「スパイラル」の平面図です.

f:id:maironef:20211022222402j:plainここがスタート地点だったと思います(年数が経過して不明確になりましたが,この時は確かそこまで行っておりませんでした.失礼しました).以下は順不同で.

f:id:maironef:20211022222528j:plain

f:id:maironef:20211022223028j:plain

f:id:maironef:20211022223107j:plain

f:id:maironef:20211022223155j:plain電光掲示板です.

f:id:maironef:20211022223546j:plain

f:id:maironef:20211022223830j:plainこれが当時の主な競技成績の一覧表です.
日本では余りにマイナーな種目である上に維持管理費の高額さが障壁となって,閉鎖に至ったのは残念ではあります.

帰路の芋井地区内で,時雨にかかった虹を.

f:id:maironef:20211022224404j:plain

それではまた.

6年ぶりの結実

こんばんは.マイロネフです.

我が家の庭に実生で植えてあるアケビ(ミツバ種)に今年(2021年秋)6年ぶりに実が成りました.

結実は2個で,下2枚は2021年10月 7日の段階.

f:id:maironef:20211011204717j:plain

f:id:maironef:20211011204834j:plain

さらに2日後,10月 9日になって熟成がさらに進みました.

f:id:maironef:20211011205052j:plain

f:id:maironef:20211011205256j:plainこの段階で限界とみて収穫に踏み切りました.

オシラビソの松ぼっくりのような形の果肉は,粒の大きな種子が気にはなるものの,もっちりした食感で甘味も充分.老母と1個ずつ賞味出来ました.

果皮は五つ葉の種類と比べて肉厚で,内側はスプーンで削って食べてみると浅漬けの長ナスに近い食感でほろ苦さもありますが,蔓の新芽と比べると苦味もアクっぽさもマイルドです.これにハンバーグの素になる挽き肉などを詰めて丸焼きにするとどういう味になるのやら.

このアケビ,ここ数年は花は咲いても結実しない状態が続いていましたから嬉しかったですね.

因みにアケビといえば51年前の小学校高学年の秋,当時住んでいた近くの中山間地のある雑木林で,1~2学年下の弟分とかなり多量に採り集めたのも今は懐かしい思い出となりました.

オグルマとカセンソウの違いは

こんにちは.マイロネフです.約2週刊余りのご無沙汰でした.

実は従前のPCが8年も使い続けたためついに限界に達し,今般買い替えとデータの盛替えを行いました.

この間に秋咲きの野草も一部は見ごろを過ぎてしまいましたが,遅ればせながらその一部をご覧願いたいと存じます.

1つはこれ.

f:id:maironef:20211010091734j:plain

f:id:maironef:20211010093451j:plain

f:id:maironef:20211010091845j:plain

f:id:maironef:20211010091926j:plainオグルマです.

もう1つが

f:id:maironef:20211010092225j:plain

f:id:maironef:20211010092322j:plainカセンソウです.

以前は両者の違いがよく分かりませんでしたが,茎や葉に相違点があるようです.

f:id:maironef:20211010093727j:plain

f:id:maironef:20211010093854j:plainオグルマの葉は比較的ソフトな感触で,やや瑞々しい印象があります.

一方,

f:id:maironef:20211010094200j:plain

f:id:maironef:20211010094242j:plain

f:id:maironef:20211010094435j:plainカセンソウは固く短い毛が密生して,ゴワゴワした感触です.開花期はカセンソウの方がヒガンバナより早く,オグルマはヒガンバナと一緒か幾分遅めになるようです.

両者とも自生地は(私のサイクリング日帰り圏内では)限られていますので,来期以降も着目を続けてゆきたいと思っております.

では今回はこれにて.