アンズの里にも見頃が到来②

では続けます.この日はこれが最も美しい状態の花でした.

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森地区の一番奥に位置するスケッチパーク前から高妻山を遠望します.

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ここの長屋門の南側に咲いていたアンズの樹です.

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年代物のアンズの樹と瓦葺きの和風建築は,これまた実に美しく調和します.

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黄砂が飛んできてやや霞んでおりますが,まだ残雪も美しい高妻山です.

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ここは各種のアンズの“立体図鑑”が植えられた見本園になっています.

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これは品種名「信山丸」の花です.

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これは品種名「昭和」の花です.

 

ではこの辺で「アンズの里」を後にします.覚悟はしていたものの“ハンパない”逆風”のため,長野市中心部まで1時間半以上を要しました.

ムギの青める時季でもありますが,特に雨宮地区と森・倉科地区の途中にある小学校の近辺で,この二毛作が以前と比べ大幅に減ったのは残念です.

 

(♬車内放送オルゴール・ハイケンスのセレナーデ

 

次に是非にと回りたかったこの花の名所へ.

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これについてはご説明するまでもないかと思いますが,サイクリングでこの花に会いに行くのは毎年の恒例です.長野県庁から程近い所で,多数の観覧客が訪れます.

この時は地元有志の皆さんの湯茶のサービスは終わった後でした.

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この自生現場では15時を過ぎると陽が翳って,間もなく

“自然閉園”の時間になります.

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陽射しの残っている所ではまだ間に合いました.

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ではこの辺で,一区切りとしたいと思います.

全走行距離;60.35km

実走行time; 3時間55分33秒

平均時速;15.3km/h

最高瞬間時速;36.6km/h

CANNONDALE・SL2の積算走行キロ;8308.1km

アンズの里にも見頃が到来

こんばんは.マイロネフです.

当地長野ではソメイヨシノに先立ってアンズの花が各所で見頃を迎えております.

 

そこで今日( 4月 6日・)は千曲市のアンズの花情報を探るべく,往路は屋島橋経由でCANNONDALE・SL2に乗って出かけました.

 

2012年 3月末で廃止となった旧長野電鉄河東線(屋代線・屋代ー須坂間)の

綿内―若穂駅(停留場)跡間に,こんな道路が間もなく完成します.

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歩行者・自転車専用の道路なのですが,スポーツ自転車には何とも使い勝手の

良くない仕上りになっています.これについての問題点は他のブログにて

改めて追及する予定でおります.

 

信濃川田駅跡では・・・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190406214311j:plain特急車2000系のA(第1)編成は跡形もなく消滅しました.

 

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唯一残存していた旧1000系の1輌も,車体全体の3/5位は

切り取られ解体済みです.

この近くのコンビニで,この生クリーム入りの角形あんパンを買い求め補給です.

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大室(おおむろ)から岩野までは千曲川の堤防道路を利用します.

この時点では,追い風に恵まれラクチン♪でした.その代わり

帰りの逆風は承知の上ですが.

岩野附近ではヒバリの囀りも楽しく聴くことができました.

 

(♬車内放送オルゴール・ハイケンスのセレナーデ

 

アンズの里・千曲市森地区に到着です

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 長野市内には少ないアンズの古木が“らしさ”を象徴しています.

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品種によって濃淡はありますが,このアンズは一際花色の鮮やかな個体です.

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アンズに負けず,地区内で存在感バツグンの紅梅です.

(続く)

長野で2番目に早い?サクラ

こんばんは.マイロネフです.

 

今日( 4月 5日・)は一気に気温が上がりました.長野市内ではアンズの花が場所によっては八分咲き以上になり,上田市内ではソメイヨシノ開花宣言まで発表されたとか.

 

そこで今回は,午後のやや遅い時間になりましたが,善光寺大門附近で2番目?の早咲きのサクラの撮影が出来ましたので,ご覧に入れたいと存じます.

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長野市内では珍しいカワヅ(河津)種のようです.

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このサクラは花と新葉が出るのが同時ですね.

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サクラらしい形の花ですね.

 

それではまた.

「令和」時代がやって来る②

こんばんは.マイロネフです.

 

ここ1日2日は日本国中,まさに“新元号狂騒曲”の趣でしたが,案の定というべきか,改元のタイミングを狙った詐欺事件まで起きてしまいましたね.

 

少し落ち着いて考えれば,平成31年も令和元年も同じ2019年に変わりはなく,元号が変わったからといって従来のキャッシュカードなどが使えなくなることはあり得ない筈なのです.

 

しかしコンピュータシステムの変更がどうのこうのとニュースになり続けたので,さも尤もらしく若い男の声などで親切ごかしの電話が来れば,伝統と格式を重視したい高齢者の中には騙される人が出るのはあり得ます.

 

伝統文化に拘りたい純朴な心理を突いた卑劣な犯罪行為ですが,政府も「元号の使用を義務付けることはしない」といいますから,その尊重も程々にしておけばと思いますね.

 

私は個人的には,西暦優先派で行こうと思っております.

「令和」時代がやって来る

皆様こんにちは.マイロネフです.

昨日( 4月 1日・)は新元号の発表で日本国中が大フィーバーになりましたね.

 

最初に「令和」と聞いた時は,かなり意表を突かれた印象を持ちました.大方の予想とかなり異なった結果でもあるからです.特に,命令の「令」で始まるのが何か国家の権威主義的で,1字違いの「冷」とも通じる文字通り“冷たい”感じありました.

 

しかし街頭テレビ(オーロラビジョン)で人々がその瞬間を固唾をのんで見つめたり,号外の争奪戦が起きたり,その瞬間から一刻一秒を争って関連商品を製作販売したり,名前に「令」と「和」の字の入る人が“時の人”になったり,去り行く「平成」に名残をを惜しんだり・・・・・・・・等々,まさに“元号ブーム”の感があります.

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これは時代の一区切りでもあり,次の新しい時代への期待感もあってのことなのでしょうね.子どもにも書きやすい漢字なので,今の時点では違和感があってもやがてなじめるようになるでしょう.特に今回の元号の出典が万葉集に拠るという“純日本調”であることも,多くの国民に受けた所以なのでしょう.

その出典に登場するのがこの花ですね.

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大化の改新」の昔からの伝統文化であり,それを重んじることに異論はありませんが,世界で他に例を見ない和暦を中心に拘り過ぎると“ガラパゴス”になりかねません.

「平成」への改元の時は昭和天皇崩御で国民全体が沈んだ自粛調の空気の中でしたから,今回はこの際に景気をつけて商売に大いに利用しようという動きにケチをつけるつもりはありません.しかし多くの国民が一斉に同じ方向へワーッと靡くのは何だか危うく,空恐ろしささえ感じます.これを称して「協調性」というのはちょっと違いやしないかという気はしますね.若い世代がむしろ盛り上がっているのも意外な感じがしました.

 

TVのゲスト出演者も「日本固有の伝統として尊重しましょう」と口を揃えておいでですが,それを言うなら,歴史的な建物とか自然環境とか地場産業とか,それらを形として残す施策にも力を入れて欲しいです.

公文書とか,先方へ敬意を表するフォーマルな手紙などには「令和」と尊重するとしても,当ブログにおいては今後とも西暦を主体に,「昭和」「平成」「令和」などは副(sub)に扱ってゆきたいと思っております.

長野市内で初発見の草花

こんばんは.マイロネフです.

去る 3月31日(),ある方の案内を頂いて長野市中心部に程近い山頂へ,激レアで“地域限定種”の草花を,CANNONDALE・SL2に乗って訪ねました.

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目的地まであと今一息の地点です.

この自転車は電動アシスト無しですぞ!

f:id:maironef:20190401192005j:plainこれも長野市内で初確認のオオイワカガミです.

そして最大の目的の植物がこれです.

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長野市内の自然界において,私が

初対面のミスミソウです.

否,これが実はオオミスミソウらしいのです.

最近,私がある“山野草名人”とお見受けするお宅の裏庭を通りかかった時,ミスミソウが咲いているのを見つけましたが,葉のsizeがこれよりがかなり小さいのです.花色にはいろいろ相違があり,園芸品種も多いらしいのですね.

しかしいずれにしても絶滅危惧の状態にあるのは確かです.

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花(萼片)の形状は自生地によって差異はありますが,ここのは小ギクのような形状で,アズマイチゲキクザキイチゲなどの花を小輪にしたイメージです.花色も個体によって微妙な違いがあります.

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花の裏面です.

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半開の花の側面です.

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名称の由来となった形状の葉です.

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これで完全なナチュラル(天然自生)と

判断できる実生苗です.

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実はこれを撮影するにあたって,構図にかなり悩みました.コンクリートの部分が写ると場所がバレバレになる惧れがあるからです.

しかしここを含む山道を利用して,来たる 4月13日(),「善光寺ラウンドトレイル」と称する

トレイルランニングの大会があるとかで,その

練習走行で通りがかったランナーさんにも実物を

案内して事情を説明し,理解をお願いしました.

www.nature-scene.net

この自生現場について,上記の主催者の事務局までメールで申し入れを行ったところ,先方からお問い合わせを頂きました.そこで具体的にご案内を伝えた結果,現地を確認の上対策を考えて頂ける見通しが立ちました.この場からも御礼を申し上げたいと思います.

 

何しろ分布域がピンポイント的で極めて小さく,現状は何かの拍子で絶滅する危険度が極めて高くなっています.特に長野地区における自生地は2箇所のみという状況ですので,末永く大切にされたいものです.

もう1点,この植物も.

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これはトキワイカリソウです.長野地区周辺の低山地域に自生し冬に葉が枯れる“普通の”イカリソウと異なり,前年の葉が枯れずに越冬するのが特徴です.

 

豪雪地帯の代表的な草花の1つで,長野県内では私の知る範囲では飯山地区の新潟県境寄りの山地に分布しておりますが,これも長野市内では初発見です.

 

この山は冬の季節風がモロに当たるためか,日本海側の山地の植物も見られる“ミニ植物園”の感もあるなと思った次第です.

 

ともあれ,この場からも大会の安全と成功を祈念申し上げたいと思います.

笹平ダム建設前の犀川の面影

こんにちは.マイロネフです.

前段の記事に関連し,笹平ダム建設前の犀川は斯くこそありしかと言う風景を1年前,2018年3月4日()に撮影できておりますので,ご覧に入れておきたいと思います.

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これは笹平トンネルの上から大安寺橋の方向を望む風景です.

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f:id:maironef:20190329105531j:plainここが,かのバス転落事故の現場です.

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f:id:maironef:20190329110623j:plain名古屋市起点253kmのキロポストです.

 

残念ながら,これで今月分の画像の規定容量に達しました.

詳細は下記の旧ブログにUPしてありますのでご案内致します.

笹平ダム建設前の犀川の面影を訪ねる① ( 自転車 ) - マイロネフのブログ - Yahoo!ブログ

笹平ダム建設前の犀川の面影を訪ねる② ( 自転車 ) - マイロネフのブログ - Yahoo!ブログ

上記の旧ブログは2019年12月15日以降は閲覧できなくなります.

また機会があれば,早い時期に画像を更新したいと思います.