では小諸を後にして,今回はR18を
ひたすら辿ります.
北国街道の“0キロポスト”分去れの碑です.
長い連続登り勾配を“各駅停車”で,時刻は11時20分を回りました.
右から「是よ里左伊勢」と彫られています.
アプト式の最末期のEL,ED42 2号機です.
2年前に訪れた時よりも綺麗に整美されたのは良かったです.
正午前には峠をクリアしたかったのですが,ここで時刻は正午を回ってしまいました.
旧草軽電気鉄道のL型ELも化粧直しが施されていました.
半分逆光線のため見辛いのはご了承下さい.
では峠を下り始めます.
道幅が狭い上に細かなカーブの多い線形で,時折乗用車が飛ばして来ることがあるので気が抜けません.
これはアプト式時代の17/26号と18/26号トンネルの間にある中尾川橋梁です.
昔のR18はこのアーチの下を2回縫うようにくぐっていて,新しく掘ったトンネルの残土を使って埋立て,嵩上げして拡幅されたようです.
似たような所が飯山線の一部でも見られますが.
17/26号トンネルの横川側の坑口とレンガ積みのカルバートです.
16/26号トンネルの軽井沢側の坑口です.
この一帯は,今のところまだ再整備して公開する計画は無いとみられます.
思っていたより大掛かりなレンガ建築で,なかなかの絵になる風景です.
進行方向右側の樹木の上にサルがいました.
少なくとも4頭は見えました.
左の奥にもう1頭写っているのを,この場にUPして改めて気付きました.
私がこれまでサイクリング中サルに遭遇したのは5回目になりますが,この場でご覧頂ける画像の撮影に成功したのは今回が初めてです.
この横軽一帯の山域にサルが生息しているのは広く知られているところですね.
(続く)