シュンラン

こんにちは.マイロネフです.

先日のプチ・ヒルクライム入りサクラ巡りポタリングの帰り路,沿道の雑木林の下にこういう草花を見つけました.

f:id:maironef:20210408091344j:plain日当たりと排水が良く,腐葉土の堆積した場所ならありそうだと期待したのがこれ.

こういう場所は,ヒメカンスゲやヤブランユリ科)等なら普通に見られるところですが・・・・・・・.

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f:id:maironef:20210408091719j:plainシュンランです.希少種の多いラン科の中でも比較的ポピュラーですが,減少する傾向にあるのは確かで,サイクリング中でも発見できれば嬉しい草花です.

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f:id:maironef:20210408091942j:plain株も大小いろいろありますね.

花の部分です.

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f:id:maironef:20210408093044j:plain正面図に,

f:id:maironef:20210408093214j:plain平面図に,

f:id:maironef:20210408100238j:plain背面図に側面図です.

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この花の斑点が老人性の皮膚のシミを思わせるためなのか,「ジジババ」という方言名があります.

花の内部を覗くことも試みてみました.

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f:id:maironef:20210408101337j:plainこの場所では珍しくも,道端まで自生している個体がありました.今後とも末永く大切にされたい貴重なシュンランの自生地です.

それではまた.