こんにちは.マイロネフです.
連日梅雨らしい(?)鬱陶しい天候続きですが,如何お過ごしでしょうか.
どこでザーッと降られるか分からない空模様では自転車で距離を伸ばす気にもなれません.そこで3年前の2016年 7月19日,大町市内へ社用で行ったついでに立ち寄った居谷里(いやり)湿原とその近くの旧美麻村内でこの時期に見られる草花を数点ご覧に入れたいと存じます.
コオニユリが期待通りの見頃を迎えていました.
これは同年 5月 8日の時点で,ほぼ同じ場所でのコオニユリの苗です.一時期イノシシに食い荒らされて絶滅寸前になったといいますが,この年は見事な開花でした.
ご存知かと思いますが,葉の付け根の珠芽(むかご)の有無がオニユリとの識別点になります.
こちらは
このノハナショウブは,この時は残念ながら見頃を逸していました.
ノハナショウブ(ハナショウブ)はショウブと同様葉脈のリブが明瞭に出る事,根元は水に浸らない事,カキツバタの葉脈はリブが出ない事,根元は水分を好む事,それに花色はノハナショウブが赤紫(この画像では色調が不正確ですが),カキツバタは青紫である事などが識別点になります.
続いて.
確信は持てませんが,チダケサシ(?)と思われます.
こちらは,つい含み笑いをしてしまう名称が付いています.
クサレダマ(イオウソウ)です.
では続きはまた後ほど.