夏遠からじの東飯綱高原で①

こんばんは.マイロネフです.

今回は夏間近の東飯綱高原で見つけられる植物のあれこれをUPしたいと存じます.

撮影は昨年 5月20日COLNAGO・Arteに乗って浅川地区から攀じ登った時のものです.

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ササバギンランです.

一方,下の画像は

f:id:maironef:20190520220622j:plainこちらがギンランですね.主な見分け方としては

ササバギンランは葉が花穂の上まで伸びる,ギンランの葉は花穂より上まで伸びない点です.

ギンランは長野県の準絶滅危惧種(NT)にランクされております.

他に,ササバギンランの葉の付け根は茎を抱き,葉の裏に短い毛があること,ギンランの葉の付け根は茎を抱かず,毛は無いことが識別点であるということで,今度機会があれば確認してみたいと思います.

参考ソース:土田勝義・編著「失われゆく植物たち」p.103「ギンラン」の項

f:id:maironef:20190520222142j:plainギンランの花の部分です.完全には開きません.

 

次はこの花.

f:id:maironef:20190520222804j:plainツクバネソウです.4枚の葉が輪生します.

f:id:maironef:20190520223010j:plainこの雄しべ,雌しべ,子房の形に特徴がありますね.

 

続いては,

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f:id:maironef:20190520223432j:plainヤマオダマキです.

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f:id:maironef:20190520223928j:plainこれまでの私のサイクリング日帰り圏内では,淡黄色1色のキバナノヤマオダマキの方が多いのですが,このようなブドウ色と淡黄色のツートンカラーは,私の知る範囲では戸隠高原とこの飯綱東高原でのみ確認できております.

 

この花色,どこかの昔の電車の配色にも似ていて好感が持てます.大輪パンジーの中にも同様な色の品種がありますが.

 

では続きはまた改めて.