須坂市のバイカモ

こんばんは.マイロネフです.

ここ最近2週間,2回の曜にCOLNAGO・Arteに乗っての須坂市内へのポタリングで,実に貴重な水生植物の存在が確認できました.

バイカモです.

生え際の部分.

上4枚は2022年 5月 8日()の撮影です.

続いて2022年 5月15日()に撮り直しの分も.

文字通りの水中花もあります.最近のこの近辺における大規模な再開発工事の影響が気懸りですが,すぐ近くで新しく石垣を組んで水路をカーブさせ,ビオトープ状に整備された所にもありまして,しかも花着きも良好でした.

葉の一部も水面上に出ている部分があります.

須坂市内で,これ程貴重な水生植物が自生する清流があったとは初めて知りました.近辺の工事の影響が何とか最小限に留まればと願いたいです.これも天然記念物扱いが必要になりそうですね.

ところで滋野附近の旧北国街道沿いでも同じバイカモらしい水草があったと記憶していますが,そちらの実態は如何なのかも気にはなる所です.

 

また,スギナモについてはもう少し成長を待って改めてUPしたいと考えております.

それではまた.

最後のお別れでございます

こんにちは.マイロネフです.

旧東急5000系改め長野電鉄2500系で最後に残されていたC10編成2輌の内,製造元へ里帰り保存されることになった電動車の2510号車と,制御車の2560号車とで明暗が分かれる結果となりました.

こちらは2022年 5月 8日()の撮影で,解体直前の姿.

下の画像は2022年 5月15日()撮影です.

クハ2560はご覧のとおり.

前頭部は綺麗に切り取られています.いずれはどこかで展示保存されるものと思われます.

一方,今年の春先まで走っていた旧営団3000系改め3500系も,事実上の全廃となった模様.

駐輪場に面した線路に縦一列に並んでいます.遠からず解体処分となるのでしょう.

画像からではやや分かり辛いですが,3輌編成の3600系の中間車はドアの内張りが旧東西線5000系と同様のメラミン化粧板仕上げになっていました.

長野ー湯田中間も全区間がサイクリングの日がえり圏内に丸々すっぽり入ってしまいますので,改めて乗ろうという気にならずにいましたが,こうなる前にせめて1回位は乗っておきたかったと,悔いの残る結果になりました.

路線自体はまだまだ残りますので,長野電鉄初のアルミカーにも,いずれはまた乗りに行くことにしておきたいと思います.

それではまた.

文字通りの天然ワサビ

こんにちは.マイロネフです.

今回は,先日の長野市西部の❝ヒルクラポタ❞で見つけたこの植物をUPします.

これが文字通りの天然ワサビ.完全にナチュラル(自生)と分かれば葉を摘まんで生で試食してみます.噛み潰すとちゃんとワサビらしく1枚食べるとやめられない(?)辛味と風味が出てきます.

花の部分.

平面図.湿潤な林の半日陰でしばしば見かけることができます.

それではまた.

ミヤマエンレイソウ

こんばんは.マイロネフです.

エンレイソウには花弁の有るタイプと無いタイプの2種類がありますが,今回は有るタイプをご紹介します.

ミヤマエンレイソウです.シロバナエンレイソウともいいますが,花弁の色は純白と紫の霜降り模様の入ったのと2通りありますので,当ブログではミヤマエンレイソウの呼称を使わせて頂くことにします.

最近(2022年 5月 5日・)小田切から陣場平へCANNONDALE・SL2で登る途中,三竈(みかまど)神社

で自生していたこの個体が最も生育状態が良好でした.

花の部分図.どこかの学校の校章を思わせますね.

これより先,陣場平へ向かう途中の林道でも随所で自生が見られました.開花は花弁の無いタイプより遅咲きで,当然海抜の高い場所ほど遅くなります.

それではまた.

ヒカゲスミレ②

こんにちは.マイロネフです.

先頃,長野市田切から陣場平へCANNONDALE・SL2で登る途中のあるスギ林の下で,かつてその近辺で初発見以来何としても再会したかった,このスミレと対面することができました.

ヒカゲです.

葉のsizeも全体的に他のスミレの類と比べて大柄で,ホタルブクロの苗と間違いそうになる程です.

全体にハルジョオンのような毛が多いのも特徴.

他のスミレと比べて明るくない,特に湿気のあるスギ林の下によく育つようです.

花の部分.

比較的整った姿の全体図をもう1枚.

近年では千曲市内のセツブンソウの自生地の内の1箇所で自生を確認できていましたが,どうしても開花時期とタイミングが合わず,しかもそちらはサイクリングでもそう容易に行ける所でもありません.

それだけに今回この場所で,それも道路沿いでまとまった自生の姿を見ることができて十分満足できる結果をえることができました.

それではまた.

 

ハルユキノシタ

おはようございます.マイロネフです.

今回は,長野市内で見られる野生種の草花の中でもかなりレアな部類に入る種類の1つをご紹介します.

ハルユキノシタです.裾花ダムの管理事務所近くの北斜面に自生していまして,以前はR406のトンネルとトンネルの間の岩の斜面にも自生が見られましたが,防災工事の結果,壊滅したのは残念です.

現在辛うじて残存している自生現場は足場が非常に危険で接近が不可能です.

これがR406の路上から何とか観察可能な個体群.

茎と葉の根元部分です.最初に発見した時はユキノシタとダイモンジソウの合いの子のような植物だと思いました.

全体の姿図です.

花の部分をzoom upして.見頃はこの時点より前だったようです.

何とかこれも現状が保たれることを願いたいものです.

ミヤマキケマン

おはようございます.マイロネフです.

季節ははや,夏に向かう今日この頃ですが,今回はこの時期に見られる初夏の里山の草花から,これはと思う種類を順次取り上げたいと存じます.

先ずはこれ.

ミヤマキケマンです.

山の北向きで,水分の良く回る場所に自生します.

ムラサキケマンやヤマエンゴサク,それに秋咲きのナガミノツルケマン等と同類です.

花穂を見る角度を色々変えてみました.

これはまだ3月下旬の苗の段階.

根元の部分です.

花芽の部分.

果実の実りかけです.