おはようございます.マイロネフです.
梅雨とはいうものの,これ程雨の多い年も珍しいですね.
そこで今回は,長野市西部の中山間地で見かけた植物の中から3種類をご覧願いたいと存じます.
カワラナデシコです.
ここは私の小中学校時代の通学路沿いで見慣れていた自生地ですが,全般に減っているのは確かで,“絶滅危惧種”化しつつあるのが現状です.
続いてはこの花.
ヤブカンゾウです.文字通り草藪の中でも健気に篝火のような花を咲かせ,夏の土手や田の畦等を彩ります.
今季は諸般の事情により,自生のユリの類やニッコウキスゲ等を見に行くことができないのでこれで“お慰み”というところ.
雨上がりの露に濡れているのも,改めて見れば風情がありますね.
代わりましてはこの蔓物.半分白くなった葉が目印です.
マタタビです.比較的手近な所に自生しているのは珍しいです.
成長途上の果実です.オレンジ色に完熟すると甘ガキかバナナのような甘味とややクセのある臭みがありますが,未熟ですとトウガラシのような辛味があり,胸やけを起こすことがあります.
虫コブになった果実(虫えい果)です.木天蓼(もくてんりょう)の生薬名で知られますね.
悪天候続きに新型肺炎ウイルスの蔓延,そして“Go Toトラベルキャンペーン”のゴタゴタ続きと,このところ碌な事がありません.
そんな中での明るい話題は,箱根登山鉄道の全区間運行再開でしょう.
洗濯物がカラっと乾く夏の青空が早く欲しい!
では今回はこの辺で.