真夏の野外の花②

こんばんは.マイロネフです.

今回は2013年 8月15日,COLNAGO・Arteに乗って訪問した旧更級郡内の夏の野外の植物をご覧願いたいと存じます.

先ずはキツネノカミソリから.

f:id:maironef:20200814213414j:plain

f:id:maironef:20200814213547j:plain

f:id:maironef:20200814213807j:plain
花被片(花びら)が7枚の花もみられました.

次にこちらは

f:id:maironef:20200814214116j:plainナツズイセンです.園芸種でもありますが,土手等で❝半自生❞になっているのを見かけることがあります.

春はスイセンより幅の広い葉を茂らせます.

f:id:maironef:20200814214434j:plain

f:id:maironef:20200814214653j:plain

続いては

f:id:maironef:20200814214842j:plain

f:id:maironef:20200814215024j:plainシデシャジンです.これも以前と比べると見つけにくくなりました.

f:id:maironef:20200814215353j:plain

お盆に因んで,この石仏も.

f:id:maironef:20200814215629j:plain

f:id:maironef:20200814215932j:plain天保」「文政」等,江戸時代の 年号が刻まれています.

f:id:maironef:20200814220228j:plainではここでひとまず区切ります.

真夏の野外の花①

こんばんは.マイロネフです.

このところ新規の“撮り下ろし”画像のUPが意の如くならずにおりますが,今回はこの植物をご覧願いたいと存じます.撮影は2019年 8月10日です.

f:id:maironef:20200811214016j:plain

f:id:maironef:20200811214225j:plain

クサネムです.葉がネムノキと似ているのが名称の由来ですが,オジギソウのように夜に葉が閉じることはありません.

ふさふさしたソフトな感触が心地良い草です.

f:id:maironef:20200811214649j:plain

f:id:maironef:20200811214856j:plain

クサネムの花と

f:id:maironef:20200811214951j:plain
果実の莢です.

代わりましてこちらは

f:id:maironef:20200811220717j:plain

f:id:maironef:20200811220816j:plain

f:id:maironef:20200811220907j:plain

f:id:maironef:20200811221508j:plain

キツネノカミソリです.カタクリ等の咲く頃,花の咲かないスイセンに似た葉を茂らせます.

f:id:maironef:20200811221237j:plain

f:id:maironef:20200811221421j:plain

これは別の自生地の個体です.

では今晩は時間ですので,また改めて.

夏の山里の植物の中から

おはようございます.マイロネフです.

梅雨とはいうものの,これ程雨の多い年も珍しいですね.

そこで今回は,長野市西部の中山間地で見かけた植物の中から3種類をご覧願いたいと存じます.

f:id:maironef:20200724070846j:plain

f:id:maironef:20200724070922j:plainカワラナデシコです.

f:id:maironef:20200724071323j:plain

f:id:maironef:20200724071231j:plainここは私の小中学校時代の通学路沿いで見慣れていた自生地ですが,全般に減っているのは確かで,“絶滅危惧種”化しつつあるのが現状です.

続いてはこの花.

f:id:maironef:20200724072154j:plain

f:id:maironef:20200724071850j:plain

f:id:maironef:20200724071804j:plainヤブカンゾウです.文字通り草藪の中でも健気に篝火のような花を咲かせ,夏の土手や田の畦等を彩ります.

今季は諸般の事情により,自生のユリの類やニッコウキスゲ等を見に行くことができないのでこれで“お慰み”というところ.

f:id:maironef:20200724074904j:plain雨上がりの露に濡れているのも,改めて見れば風情がありますね.

代わりましてはこの蔓物.半分白くなった葉が目印です.

f:id:maironef:20200724073346j:plain

f:id:maironef:20200724073552j:plainマタタビです.比較的手近な所に自生しているのは珍しいです.

f:id:maironef:20200724073922j:plain

f:id:maironef:20200724074742j:plain

f:id:maironef:20200724074025j:plain成長途上の果実です.オレンジ色に完熟すると甘ガキかバナナのような甘味とややクセのある臭みがありますが,未熟ですとトウガラシのような辛味があり,胸やけを起こすことがあります.

f:id:maironef:20200724074543j:plain

f:id:maironef:20200724074422j:plain虫コブになった果実(虫えい果)です.木天蓼(もくてんりょう)の生薬名で知られますね.

悪天候続きに新型肺炎ウイルスの蔓延,そして“Go Toトラベルキャンペーン”のゴタゴタ続きと,このところ碌な事がありません.

そんな中での明るい話題は,箱根登山鉄道の全区間運行再開でしょう.

洗濯物がカラっと乾く夏の青空が早く欲しい!

では今回はこの辺で.

 

近所で咲いたネジバナ

こんばんは.マイロネフです.

今回は,数日前に近所に咲いていたのに気付いた子の花をご覧に入れたいと存じます.

f:id:maironef:20200705204211j:plainネジバナ(モジズリ)です.

意外に住宅地の中の道端でも見つかることがあります.

f:id:maironef:20200705204709j:plain極小輪ですが,ラン科らしい形態の花です.

f:id:maironef:20200705204946j:plain側面図です.

f:id:maironef:20200705205121j:plain花穂のねじれ加減や巻く向きなどは一定しません.

f:id:maironef:20200705205344j:plain身近な所で観察できる,数少ないラン科の野生種です.

では今回はこれで.諸事情により当面の間は当ブログは更新が途絶えがちとなる事をご了承願いたいと存じます.

田圃の畔のハナショウブ

こんばんは.マイロネフです.

今回は,当方の徒歩圏内に残る水田の畔に植えられているハナショウブの花をご覧願いたいと存じます.

f:id:maironef:20200621221448j:plain私の所有するコンデジFINEPIX・F770EXR)では,この濃い赤紫の花色がどうしても正確に出ず,PCへ取り込む際にかなり補正を加えたものの,なお不正確なのでご了承下さい.

f:id:maironef:20200621222129j:plain

f:id:maironef:20200621222219j:plain

f:id:maironef:20200621222308j:plain

f:id:maironef:20200621222351j:plainこれは肥後系の品種ですね.濃い赤紫が最もハナショウブらしいです.

一方,こちらは近接して植えられている別品種.

f:id:maironef:20200621222636j:plain

f:id:maironef:20200621222722j:plain

f:id:maironef:20200621222854j:plain品種名は不詳ですが,江戸系ではないかと.

さらに近くで.また肥後系の濃い赤紫の八重で大輪です.

f:id:maironef:20200621223827j:plain

f:id:maironef:20200621223111j:plain

f:id:maironef:20200621223202j:plain

f:id:maironef:20200621223245j:plain

f:id:maironef:20200621223328j:plain

f:id:maironef:20200621223424j:plainオタマジャクシが泳いでいるのが見えます.

f:id:maironef:20200621223534j:plain口で呼吸をしている個体もいました.

f:id:maironef:20200621223645j:plain

f:id:maironef:20200621223729j:plainカモの一種(アイガモでしょうか)を1羽,放し飼いにして雑草駆除をしているのも珍しく,のどけしい光景です.

この近辺でも,水田農家はここ10年間だけでも激減し,住宅地へ転化しています.時代の流れとはいうものの,この時季に夜ともなれば我が家でもかつて聞こえたカエルの大合唱はすっかり聞かれなくなってしまいました.

因みに今年のアンズは開花が早過ぎたため,案の定,果実は凶作のようです.長野市街地のアンズの樹も,例年収穫されず路上に落ちて散らかるほど実る果実も今年は確かに見られません.

それではまた.

長野市の貴重なレンガ建築①

こんばんは.マイロネフです.

今回は,長野市内でも今や貴重なレンガ建築をご紹介したいと存じます.

f:id:maironef:20200608212455j:plain長野聖救主協会・救主聖堂です.所在地は長野県庁前の交差点を北へ直進,信州大学教育学部前の突き当りT字路を右折してすぐです.

近くからの画像を.

f:id:maironef:20200608213324j:plain

建物が北向きですので,夏至に近い今の時季で晴れた17時前後の時間が写しやすいです.

f:id:maironef:20200608214414j:plain

1898(明治31)年の建築で,登録有形文化財に指定されております.

詳細はこちらのURLをどうぞ.

https://www.nskk.org./chubu/church/nagano/bunkazai/bunkazai.html

f:id:maironef:20200608215301j:plain

f:id:maironef:20200608215344j:plain

f:id:maironef:20200608215436j:plain

f:id:maironef:20200608215552j:plain

f:id:maironef:20200608215656j:plain

f:id:maironef:20200608215743j:plain

f:id:maironef:20200608215858j:plain

 

f:id:maironef:20200608221117j:plain基礎の内側までレンガ積みであるのが分かります.

f:id:maironef:20200608221328j:plain

それではまた.