黄色のジンチョウゲ?

こんばんは.マイロネフです.

今回は少々珍しい野生種の花木をご紹介します.

 

長野県北部地域の一部の山林の縁では,

黄色のジンチョウゲのような

花が咲く所があります.

f:id:maironef:20190414210555j:plain

ジンチョウゲ科のナニワズです.

f:id:maironef:20190414211132j:plain

まさに“キバナジンチョウゲ”といった感じの花です.

これは2018年3月18日の撮影.

f:id:maironef:20190414211754j:plain詳しい自生地は説明し辛いですが,サイクリング中発見できた個体です.他には旧牟礼村ミズバショウ園などで見ることができます.

f:id:maironef:20190414213142j:plain

こちらは2016年 3月21日の撮影になります.

f:id:maironef:20190414213504j:plain

f:id:maironef:20190414213652j:plain

f:id:maironef:20190414213829j:plain

f:id:maironef:20190414214108j:plain

ジンチョウゲ程ではありませんが,

微かにそれらしい芳香はあります.

花期は場所にもよりますが,ミズバショウの花の咲く頃までは楽しめます.

長野県の絶滅危惧ⅠB類(EN)

に指定されているレアな花木です.

 2年間で着実に成長した様子が見られたのは

嬉しかったです.

そっと大切に見守りたいですね.

また画質比較のための試作です②

 

今日( 4月13日・)は理想的な花見日和となったものの,往々にしてこういう時に限って仕事のため潰れることがあるものです.

そこで我が家の鉢植えのプリムラの色違い画像を,画質の比較検討のためUPしてみたいと思います.

f:id:maironef:20190413190300j:plain

f:id:maironef:20190413191059j:plain

これは曇天の日の画像です.

f:id:maironef:20190413191320j:plain

こちらが晴天の今日の画像です.

f:id:maironef:20190413191531j:plain

これは以前にUPしたのと同じ品種ですが,もう1回.

これは結構息の長い花ですね.

 

それではまた.

根元をよく見りゃビックリのサクラ①

こんばんは.マイロネフです.

かなりきつい花冷えの続く今日この頃ですが,サクラの花は着実に近づいています.

今回は,これはちょっと驚きのサクラをご紹介します.

 

長野駅からR19で松本方へ走って約11km,トンネルの手前を左折してR19の旧道(現在は県道〈31〉系統に格下げ)に入ると間もなく,進行方向右手にこのエドヒガンとみられるサクラが 4月12日(金)現在,七分咲き程度の段階になっていますので,午後の空いた時間を利用して急遽COLNAGO・Arteに乗って見に行ってきました.

f:id:maironef:20190412204521j:plain

f:id:maironef:20190412204224j:plain

枝ぶりの一部です.本来なら晴れた朝方の早い時間に来たい所です.

で,このサクラの何が凄いかというのはこれ.

f:id:maironef:20190412210510j:plain

f:id:maironef:20190412204839j:plain

石垣とコンクリートの隙間から発芽,

根を下ろして成長しているのです.

f:id:maironef:20190412205149j:plain

f:id:maironef:20190412205442j:plain

コンクリートを押し破る成長力はまさに驚異的です.

f:id:maironef:20190412210731j:plain

この“コンクリ割ザクラ”の正面です.

f:id:maironef:20190412212211j:plain

f:id:maironef:20190412212036j:plain

f:id:maironef:20190412211054j:plain

f:id:maironef:20190412213052j:plain

花着きの良い枝ぶりの一部を.

f:id:maironef:20190412211209j:plain

コンクリートの輻射熱の効果で開花が他より早めです.

f:id:maironef:20190412211335j:plain

f:id:maironef:20190412211927j:plain

f:id:maironef:20190412211427j:plain

西側から見た“コンクリ割ザクラ”の全体図です.

坂の通路を上へ登って,上からもこのサクラの枝ぶりを見てみました.

f:id:maironef:20190412212629j:plain

f:id:maironef:20190412212831j:plain

f:id:maironef:20190412213314j:plain

ここにきて“サクラ前線”は足踏み状態ですが,長野のサクラはこれからが本来の季節です.野生系のサクラは大体ソメイヨシノの後で,萌黄色に浅緑色の山肌を飾りますね.

 

それではまた.

 

全走行距離;29.73km

実走行time;1時間54分42秒

平均時速;15.5km/h

最高瞬間時速;40.5km/h

積算走行キロ;15,411km

盗難にご用心!②

前記事の関連になりますが,2日前の雨の晩のことでした.

とある駐車場の角を通りかかると,1台のロードバイク(私の言う“特急自転車”)が貧相なワイヤロック1本でフェンスに括りつけてありました.

 

よく見ればそれが何と,ロードバイクの愛好者の皆さんならどなたもご存知の,イタリアの古豪ブランドなのです.

 

暗がりの事ですので詳しい仕様などは分かりませんでしたが,こんな所に何と不用心な事をと呆れました.

しかも雨ざらしで放置していれば,当然チェーンなどはサビだらけになりますし,シートチューブやヘッドなどにも雨水が染み込んで,やがてBBなどベアリングに悪影響が現れることは当然予想されます.

 

この種の自転車の愛用者がまだ少ない地方都市だからとて,決して油断はなりません.一刻も早く持ち主の元に帰って手厚いケアを受けられれば良いのだがと思いながらその場を立ち去りました.

 

因みに自宅で保管する際も,特に雨や紫外線の当たる南側の軒下などは避けるべきです.ところが集合住宅などの場合は往々それがままならない問題が起こりがちなのですよね.

これについては別途機会を改めて考えてみたいと思います.

盗難にご用心!

こんばんは.マイロネフです.

花を訪ねるサイクリングも楽しい“輪春”が到来しました.

ところが,この期待を暗転させる事件が

往々起こりやすい時季でもあります.

一例はこちら.私が40年来取引をしている販売店が企画した

サイクリングイベントの参加を心待ちにしていたところ,

直前にさかの盗難に遭ったため

参加の断念に追い込まれたという話です.

cycletod.blogspot.com

何ともお気の毒な話ですが,一方でロードバイクなどの“優等自転車”が何でこんな所にと思う状態で半放置状態になっていることもあるものです.

これは3年前に見かけた光景です.

f:id:maironef:20190409202454j:plain

f:id:maironef:20190409202609j:plain

BOTTECCHIAという,当地では見慣れないブランドです.

f:id:maironef:20190409203131j:plain

f:id:maironef:20190409203407j:plain

f:id:maironef:20190409204613j:plain

f:id:maironef:20190409203551j:plain

f:id:maironef:20190409203634j:plain

走り装置は何とCAMPAGNOLOVELOCEです.

f:id:maironef:20190409204113j:plain

f:id:maironef:20190409204301j:plain

しかしこのギヤの使い方を見れば,乗り手の知識や経験の程度が知れます.

ペダルもビンディング式ではなく一般的なフラットペダルです.

f:id:maironef:20190409204951j:plain

ハンドルバーのエンドに栓(キャップ)を嵌めてないのは不安全です.

f:id:maironef:20190409205435j:plain

そして防犯にこのワイヤロックが,如何にも貧相.

関心の無い人は見向きもしませんが,これでは誰に何をされても決して不思議ではありません.

そもそもこんな所へ半日以上も置きっ放しにしておくような,ママチャリ並の用途にしか使えない,使う気もないなら,その乗り手にこの自転車は値しません.雨や紫外線にさらされっ放しではたちどころにボロボロになってしまいます.

 

流石にその後は見かけませんが,もっとこの自転車に相応しい使い方で大切に管理してほしいものです.

それではまた.

長野県庁から程近い場所に・・・・・・・・・・・!!②

では前段から続けます.

この日は穏やかな天候で,これまで私が来た中では最大の人出でした.

f:id:maironef:20190407164809j:plain

f:id:maironef:20190407164725j:plain

草花の撮影にしては特大の望遠レンズを装備したカメラをお持ちの皆さんが

集まっておいでです.そのお目当てはこの蝶でした.

f:id:maironef:20190408081355j:plain

ヒメギフチョウです.大きさはモンシロチョウと同じ位でしょうか.

f:id:maironef:20190407165810j:plain

f:id:maironef:20190408081825j:plain

whm・・・・・・・・・・・・丁度手前に枯草が写り込んだらしいのが残念ですが,

一応撮影することはできました.こちらの蝶は・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190408082348j:plain

テングチョウと,居合わせた蝶ファンの青年にご教示を頂きました.

蝶の中では原始的な特徴を残していて,ヒメギフチョウより低い気温で

動くそうです.

 

この他の主な花は・・・・・・・・・.

f:id:maironef:20190408083459j:plain

f:id:maironef:20190408083547j:plain

アブラチャンです.花は同類のダンコウバイと比べると幾分地味な印象です.

f:id:maironef:20190408083930j:plain

f:id:maironef:20190408084035j:plain

こちらは

f:id:maironef:20190408084249j:plain

アオイスミレです.在来野生種のスミレの中では一番の早生です.

ここでは以前と比べ,範囲が縮小したように見受けられるのは気になります.

ここではカタクリが終わると,続いてはチゴユリタチツボスミレ,それに

数は少ないですがウスバサイシン等も登場します.

 

最後に早咲きのサクラをもう少し.

f:id:maironef:20190408085309j:plain

f:id:maironef:20190408085508j:plain

f:id:maironef:20190408085555j:plain

ソメイヨシノとは別種で,幾分大輪です.間もなく満開になるでしょう.

 

春の花巡りサイクリングはこれからが本格的に楽しめる時期になります.

それではまた.

長野県庁から程近い場所に・・・・・・・・・!!①

こんにちは.マイロネフです.

 

今日( 4月 7日・),昨日に続いて長野市街地から至近の場所にある

カタクリ園を改めて訪れました.交通手段はCANNONDALE・SL2です.

 

途中の妻科神社附近にちょっとした激坂がありますが,行路の取り方で

回避できますのでファミリーサイクリングにも格好の目的地になります.

 


先ずは姿図を.

f:id:maironef:20190415141824j:plain

f:id:maironef:20190415141931j:plain

f:id:maironef:20190407160556j:plain自生現場のimage図です.

f:id:maironef:20190407160704j:plainスイセンに似た葉はキツネノカミソリです.

f:id:maironef:20190407161406j:plain

花の部分図です.

f:id:maironef:20190407160801j:plain花色に濃淡があります.

f:id:maironef:20190415142343j:plain

f:id:maironef:20190407161136j:plain平面図を写すと・・・・・・・・・んん?

f:id:maironef:20190415142055j:plain
下の画像で右上の花にご注目願います.通常,カタクリの花は他のユリ科同様,内花被片と外花被片が計 6枚と決まっておりますが,ごく稀に 8枚以上の変異が出現することがあります.今回,これはこの画像をPCに取り込む際に初めて気付きました.四つ葉のクローバー以上に激レアであり,発見できれば超 luckyです.

f:id:maironef:20190415142243j:plain

では続きはまた改めて.